公開研究会「日本とフランスにおける手漉き紙の技術〜その理解、使用、保存」
標記の研究会が下記のとおり行われます。
主題: 日本とフランスにおける手漉き紙の技術〜その理解、使用、保存
日時: 2012年9月6日(木) 10時~18時
会場: 昭和女子大学内(詳細はお申し込みの方に後日ご連絡致します)
参加費(資料代):500円
10:00 開場
10:20 開催挨拶、本共同研究と第1回フランス会合(2011年度)の紹介
川村朋子(山領絵画修復工房 紙本修復家)
10:40 ルーヴル美術館の紙作品の修復:和紙の使用とシャルル・ル=ブラン作の大型下絵の例
ヴァレンティーヌ・デュバール(ルーヴル美術館紙本修復室責任者紙本修復家)
11:40 和紙の耐久性を考える
稲葉政満(東京藝術大学大学院教授、和紙文化研究会会長)
12:10 手漉き和紙の現状について ―高知県を例に―
有吉正明(高知県立紙産業技術センター製紙技術課 主任研究員)
川村朋子・ヴァレンティーヌ・デュバール
14:00 光明皇后願経と現代フランス手漉き紙 ―紙の歴史における日仏比較―
増田勝彦(昭和女子大学大学院教授)
14:30 日本の紙漉き:原料別(楮、三椏、雁皮)にみる処理方法の違い
内藤恒雄(柚野手漉き和紙工房 紙漉き師)
15:00 フランスの紙漉き:伝統的紙漉き法での乾燥の工程について
ジャック・ブレジュー(ムーラン・デュ・ヴェルジェ 紙漉き師)
16:00 フランスの紙漉き:伝統的紙漉き法でのゼラチン・サイジング~文献解釈からその再現まで
アリアンヌ・ドゥ=ラ=シャペル(ルーヴル美術館紙本作品部研究員)
17:00 手漉き洋紙と和紙の相違点について
大川昭典(和紙技術研究者、元・高知県紙産業技術センター技術部長)
17:30 質疑応答、閉会挨拶
川村朋子・ヴァレンティーヌ・デュバール
18:00閉場
申し込み先等はこちらをご覧ください。