【国立国会図書館】「日本と西洋―イメージの交差」展
国立国会図書館にて企画展「日本と西洋―イメージの交差」が開催されています。
日時 : 2012年11月5日(月)~12月8日(土)
日・祝・休館日(11月21日(水))除く 10:00~19:00(土曜日は18:00終了)
会場 : 国立国会図書館東京本館
新館1階 展示室 ※展示観覧のみは入館手続き不要です。
国立国会図書館では、日本に関する西洋の資料を多数収集しています。本展示会では、それらの資料を中心に、16世紀のキリスト教の伝来から20世紀初頭までの、日本と西洋の接触から生まれた様々なイメージを紹介します。
日本に布教に来た宣教師は、日本の風習に驚きながらもそれに馴染もうとしました。鎖国の時代、少ない情報と幕府の取り締まりの中、必死に蘭学を学んだ人びとがいました。開国後、万国博覧会で評判になった日本の美はジャポニスムに結実し、同じ頃、日本は西洋の文化を日本流にアレンジして取り込みました。
こうした交流の中、西洋人が「発見」した日本人の美徳と欠点は現代にも通じるものがあります。一方で、日本は「さかさま」の国、西洋人にはかかとがない、といった奇異なイメージも双方に流布していました。現代でも、外国人が着ているTシャツに、不思議な日本語がプリントされていて思わず微笑んでしまうことがありますが、遠くの地への憧れと誤解は、避けられないものなのでしょう。異文化受容とその葛藤の足跡をご覧ください。(公式サイトから)