【慶應義塾図書館】 第309回企画展示「本の歴史 -和・漢・洋の貴重書から-」
慶應義塾図書館にて第309回企画展示「本の歴史 -和・漢・洋の貴重書から-」が本日より開催されます。
【会場】図書館1階展示室
【期間】3月17日(月)~4月30日(水) ※日曜・祝日は休室となります。
[開室時間 平日:9:00-18:20 土曜:9:00-16:50]
【主な展示資料】
・シュメールの円錐形定礎碑文 2140 B.C
・くさび形文字碑文 ca. 1200 B.C.
・甲骨文字 [B.C.1100頃]
・ギリシア語個人書簡 パピルス ca. 230-280
・『ラテン語祈祷書』 1440年頃 写本
・プルタルコス『英雄伝』 1478年刊
・『古今和歌集』 [室町後期] 写
・『つれつれ草』 [慶長元和] 刊
・『論語』 天文2年刊
今回の展示では、「紙」以前のさまざまな形態の資料から出発し、慶應義塾図書館の貴重書を通じて、「本」の歴史を辿ります。 洋書は1500年以前に刊行された初期印刷本(インキュナブラ)までを中心とし、あわせて18世紀後半に製作されたへブル語聖書トーラー写本も出品します。和書・漢籍は江戸時代や中国・清代まで時代を広げ、「本」の歴史という観点から選りすぐった蔵書を紹介します。 これらの展示資料を通じて、「本」が持つ多様性とその長く奥深い歴史を感じていただければ幸いです。(公式サイトより)