【高知城歴史博物館】企画展「土佐和紙のちから~文化財補修用紙の今~」

 高知城歴史博物館にて文化財補修用紙として欠かせない土佐和紙に関する興味深い展覧会が始まります。
【会期】2024年9月14日(土)~12月8日(日) 
    ※10/28、29の展示替え期間以外は無休

【展示構成(予定)】
Ⅰ.和紙の基礎知識
  ⅰ 土佐和紙の工程・材料・用具
  ⅱ 江戸時代までの手漉き紙-見方・楽しみ方
Ⅱ.文化財修理の実際
  ⅰ 文化財修理の理念と補修紙
  ⅱ 文化財修理に使われる土佐和紙
Ⅲ.土佐和紙の過去・現在・未来
主な展示資料(予定)
〇国宝 島津家文書より「刀狩令」含む書状2点
(東京・東京大学史料編纂所)
〇国宝 醍醐寺文書聖教より鎌倉・室町時代の書状4点
(京都・醍醐寺)
〇重文 二条城二の丸御殿障壁画より白書院折上天井画4点
(京都・元離宮二条城事務所(京都市))
〇高知県指定文化財 旧赤岡町の土佐芝居絵屏風より2点
(香南市赤岡町本町二区)
〇いの町指定文化財 御用紙漉用具類
(いの町立紙の博物館)
〇紙本墨書「紅葉狩」一幅、黒漆塗金蒔絵女乗物(館蔵)                          
 ほか  以上、35点前後(予定)

その他、関連する講演会、講座・実演等が多く企画されています。詳しくは公式サイトからご確認ください。