【書籍紹介】『書物学 第27巻 近代製本の100年 明治・大正・昭和』勉誠社

近代製本の100年と題して製本の現場、工程、技術、そこに携わる人々のあり様にスポットをあてた『書物学 第27巻 近代製本の100年 明治・大正・昭和』が刊行されます。公式サイト

【目次】
序言 磯部敦
製本研究へのアプローチ 磯部敦
【コラム】綴じ 安井海洋
中国から来た洋式製本術 木戸雄一
【コラム】折丁◉安井海洋
木版挿絵本の製本から見る著者と造本者の意向―泉鏡花『絵本辰巳巷談』 真田幸治
【コラム】特殊製本 安井海洋
変態する書物―吉井勇『酒ほがひ』二種の「再版」本 山中剛史
【コラム】これからの製本研究者のために(Q&A) 安井海洋[編]
【座談会】京都の製本 過去・現在・未来
酒本賢史(有限会社酒本製本所)・早瀬篤史(新日本製本株式会社)・
蒲田敏也(株式会社蒲田文寿堂)・山崎喜市(山崎紙工株式会社)・
藤原智之(藤原製本株式会社)・田辺元(有限会社シミズ表紙)・
大入達男(株式会社 大入)・加悦史高(加悦日進堂製本所)
聞き手:磯部敦・安井海洋

連載
書物の声を聞く書誌学入門[第23回] 佐々木孝浩
松朋堂新収古書解題[第7回] 佐藤道生
西洋古書の遠近法[第14回] 雪嶋宏一