2018-09-03 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 一足飛びにはいかない 写真は水性洗浄方法の一つブロッティング法(吸取法)によって、吸取紙に流れ出た本紙の汚れが徐々に少なくなっていく(左上から時計回り)様子です。この後、本紙に対しては脱酸性化処置を行って紙中の酸を中和し、アルカリ物質を紙に […]
2018-06-26 / 最終更新日時 : 2020-07-16 cfid+ 書籍の修復 仮綴じ本について考える 仮綴じ本とは、文字通り正式な装丁がなされる前の状態(=本文紙を綴じ、表紙を簡単に取り付けたもの)のものです。綴じ方には折丁を糸で簡単にかがっただけのものの他、麻紐の支持体を用いてかがったもの、平綴じ等があります。表紙は […]
2018-06-04 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 資料・作品の修復作業前に状態記録写真を撮るということ 書籍や紙資料、作品の修復作業を行う前には、必ずその状態を記録する写真を撮影します。それは所蔵者のためということもありますが、修復作業中に貼り戻すべきものがあった場合にその位置を確認するときや書籍の場合には背の丸み具合が […]
2018-03-20 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 マーブル紙に印刷!? 修復作業のためにお預かりした専修大学図書館様ご所蔵ミシェル・ベルンシュタイン文庫資料の中に表装材として使用されたマーブル紙に文字が印刷された書物が見つかりました。 『Les actes des apotres : co […]
2018-01-29 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 いつもより多めに出ております。 古い貴重書の修復作業を行っていると色々なものに出くわすことがあります。これまでも本ブログ(Facebook)にて取り上げたこともありましたが、今回は1700年代の書籍を解体作業中に出てきました!虫が!!しかも大きめ。 […]