2015-06-22 / 最終更新日時 : 2020-05-25 cfid+ 特集 お道具いろいろ① 切型(きりかた) 「切型(きりかた)」…袋綴じの下綴じを行った後、一定の大きさに化粧裁ちするための型板。美濃板、半紙板などの大きさの切型がある。(櫛笥節男著『書庫渉猟』より) 写真の切型は、先日譲り受けた美濃板。276mm×195mm
2012-02-16 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 和刻本蘭書のこと 5 長崎版の続き 安政三年(1856)9月…ウェイランド著『スプラークキュンスト(和蘭文法書)』530部を一部につき金二歩二朱で販売。※10月22日老中阿部伊勢守から「江戸では蕃書調所へ数部廻送して、売り捌き方は蕃書調所頭取古賀謹一郎と協 […]
2012-01-23 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 紙のはじまり ⑤ 紙の伝播 ヨーロッパの紙の製法1.原料のボロ(亜麻や木綿の布)を選別する。2.ボロを切り分けて、発酵させる。3.洗浄して汚れを落とす。4.ボロを叩解して、紙料を作る。5.紙漉きは3人1組で行う。(1)漉き桁を持って紙を漉く。(2) […]
2011-12-13 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 紙のはじまり ④ 紙の伝播 (2)西へ 製紙法は中国国外に伝えることは禁止されていたので、150年に敦煌、250年頃にローラン、250-300年頃にニヤ、399年にはトルファンと当時の中国の勢力圏内には早くから伝わっていましたが、それより西へは紙自 […]