【所蔵】早稲田大学戸山図書館
【資料名】活動冩眞界 紀念號第十號、第十一號、第十三號、亥新年號№16、第二十號
【刊行年】明治43年~明治44年
【刊行地】東京市
【処置前の状態】
①結び綴じによって5冊が合冊製本されている。②おもて表紙は完全に分離し、うら表紙も外れかけている。表紙自体には部分欠損・破損・変形・折れ・脆弱化等が見られる。
③本文紙は中度の変色と破損、その他部分欠損・折れ/シワ・ステープルの錆等が見られる。
【処置方針】
合冊状態を解消し、オリジナルの姿を取り戻す。また、本文紙へと移行した錆を完全に除去し、脱酸性化処置を行うことで、将来的な劣化要因を取り除く。
【主な処置内容】
①綴じを解体(5冊に分割)し、ステープルによる錆を除去した。
②本文紙の錆穴、破損、折れの修理
③表紙の欠損、破損、折れの修理
④綴じ直し(平綴じ、糸は2本取り)
⑤新規背表紙を表紙に接着した後、中身と再接続した。
⑦脱酸性化処置
【処置前後の状態】