2011-01-25 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 和刻本蘭書のこと 1 私どもが修復を依頼された本の中に外観は完全に洋装だが、普段扱い慣れている一般的な洋装本と比べてその重量が異様に軽いものがありました。少し調べてみると、「岡見彦三版の和刻本蘭書」(詳細は後述)であることが分かり、このこと […]
2011-01-19 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 書写材料の変遷 1 紙が書物の媒体として使用されるようになる以前、古代より身近にある様々なものを書写材として使用してきました。 ○粘土板 紀元前3000年からメソポタミア地方で使用されました。まだ粘土板が柔らかいうちに楔形文字を刻み込み、 […]
2011-01-14 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 ガチガチに硬化した背固め(膠) 19世紀半ばに英国で刊行された書籍の背に厚塗りされた背固め(膠)が完全に硬化してしまっています。背固め(膠)が硬化してしまうと、利用(開閉)の度に開閉時の負荷が背全体に均等に分散されることがなくなり、ジョイント部分や背 […]
2010-12-22 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 国内で製本された洋装本の背表紙芯紙から… 19世紀末に出版された角革装の洋書。あまり年月も経過していないので、当然海外で製本されたと思っていたところ、背表紙を取り外してみると背表紙(背革)の芯紙には「天」の文字(写真左)と天地寸法(写真右)が尺寸で書かれていま […]
2010-12-19 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 【国立国会図書館】講演会「英国国立図書館の資料保存について」開催 国立国会図書館にて「英国図書館の資料保存について」と題した講演会が同館資料保存部門長デボラ・ノボトニー氏を招いて行われます。講演は、「資料保存対策」と「書庫管理と保存環境」のテーマで、2回に分けて開催されるものです。詳 […]