2010-08-31 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ⑦ 3.支持体の準備 トーイング革を和紙で裏打ちし、補強と形態安定を図る。4.綴じ フランス製の麻糸№12を使用。8の字を描くように運針を行い、空廻しを適当に入れることで隙間ができないようにする。
2010-08-24 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ⑥ 今回から復元の過程をご紹介していきます。1.表紙板の加工 Szirmaiの研究結果を参考にブナ材を使用。小刀、彫刻刀などで支持体を固定するための溝を彫り、周縁部の加工(面取り)も行った。 2.折丁の準備 綴じ糸が通る部 […]
2010-08-16 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 書籍の修復 和装本の見返し紙を修理する 今日は、和装本の見返し紙の修理。補紙には、厚みの合う和紙を数ある中から探し出し(今回は土佐美栖紙)、違和感のない色に染色を施してから使用。
2010-08-11 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 【慶應義塾大学附属研究所斯道文庫】開設50年記念事業 今年の12月で開設50年を迎える慶應義塾大学附属研究所斯道文庫が次のような記念事業を行います。 ○書誌学展Ⅰ 書物との対話 -書誌学研究の視点-Ⅱ 斯道文庫の50年 -これまでとこれから-2010年11月29日(月)~ […]
2010-08-05 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ⑤ (9)留め具 ①長いストラップタイプ(15世紀後半まで)と②フック・クラスプタイプ(1400年頃に現れて普及)の2種類がある。ストラップは、空押しで装飾されたりしたが、よく古い本の端切れ革を再利用した。15世紀には装飾が […]