2017-03-09 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 およそ100年前のドイツの製本屋さん 1910年に刊行された半革装本の平の革部分にライプツィヒの製本屋さんの名前が空押しされていました。「Wilhelm Thömsgen」という名で検索してみましたが、どうやら現在は存在しないようです。
2017-02-21 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 およそ100年前の製本職人さんの痕跡 背革に貼られた芯紙から写真のような文字が見つかることがあります。カタカナで書かれたこれらの文字は各々の書籍の著者名であることが分かり、当時の製本職人さん達がどのように区別して作業していたのかが分かる貴重な日本の製本史の […]
2016-08-25 / 最終更新日時 : 2020-05-25 cfid+ 特集 お道具いろいろ⑦ 革漉き包丁 革装本に使用する革を貼り込む前に、革全体を薄くしたり、周縁部に段差ができないようしたりするのに用いる道具が「革漉き包丁」です。製本に使用する革漉き包丁には、フランス型、イギリス型、スイス型、ドイツ型等の形状の違いがあり […]
2015-06-22 / 最終更新日時 : 2020-05-25 cfid+ 特集 お道具いろいろ① 切型(きりかた) 「切型(きりかた)」…袋綴じの下綴じを行った後、一定の大きさに化粧裁ちするための型板。美濃板、半紙板などの大きさの切型がある。(櫛笥節男著『書庫渉猟』より) 写真の切型は、先日譲り受けた美濃板。276mm×195mm