2020-04-24 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』より 「…原装をよく保存して伝わっているものと、後世に改装されてしまっているものと、値段が同じというわけはないと考えたことです。いまさら説明を要しませんが、その両者は文化史的意義が全く違います。原装本は、それが製作された時代 […]
2020-02-12 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 書見台を使おう! 書籍を閲覧する場合に書見台を使わないといけないという認識は広まってはいるものの、まだまだ書見台が日常的に使用するモノにはなっていないのかなぁという印象があります。我々にとっても書見台は、修復作業前の調査・写真撮影を行う […]
2019-12-10 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 1863年にパリで刊行された書籍のウォーターマークから 最近まで修復作業のためにお預かりしていた書籍のウォーターマークが気になったので少し調べてみました。 「Hallines」 フランス北部オードフランス地方にある都市名(アリーヌと読む?)。1473年頃からこの地域では製紙 […]
2019-09-30 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 引き出し付きクラムシェルボックス 内箱を2段にして下段を引き出しにしたクラムシェルボックスです。上段に書籍を収納して、下段には書籍に挟み込まれていたものだったり付属品等を収納したり、保存上問題のあるオリジナルのスリップケース等を収納して別置せずに一緒に […]
2019-09-03 / 最終更新日時 : 2020-05-18 cfid+ 書籍の修復 仮綴じ本の修復 仮綴じ本に限ったことではありませんが、現状の見た目を大きく変えるような手当てを行わないことが基本です。仮表紙のような余計なものを取り付けてしまうくらいなら保存容器に収納するだけの方が良いでしょう。 仮綴じ本については昨 […]