2016-10-19 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 綴じ糸の仕上げ方 雑誌によく見られる「紙くるみ製本ステープル綴じ」の場合、保存のためにステープルを糸綴じに変えて中身(本文ブロック)を平綴じすると綴じ糸は表紙に直接触れることになります。特に表紙にあまり厚い紙が用いられていないような雑誌 […]
2016-08-01 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 輪ゴムの劣化にはご注意を! 保存容器の底から見つかった劣化した輪ゴムです。資料に付着していなかったのは不幸中の幸いでした。資料を輪ゴムでまとめたまま保存容器に収納しているかも?という場合は、今すぐチェックを。
2016-04-18 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 和本に挿み込まれた「いちょう」の葉っぱ 和本、漢籍などを解体修理していると丁の内側(袋の中)などに「いちょう」の葉っぱが挿んであるのを見つけることがあります。遊び心としてなのか、呪術的な何かのためなのか・・・前々から気にはなっていたのですが、ようやく調べてみ […]
2016-04-04 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 資料の何をどう考えて、どう直すのか? 〜近代図書資料の保存修復を通して〜 弊社では伝世してきた姿に大きな価値を見出し、なるべくその姿に変更を加えずに利用の安全性と将来的な保存を担保することを目指して作業を行っております。本資料の場合も刊行から約70年の間に蓄積された様々な痕跡(=情報)を本資 […]
2016-03-03 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 いらない情報なんてないんです。 写真は明治時代の中頃に日本で製本・出版された辞書の背表紙の裏側です。出版広告か何かのようですが、このように分かりやすい文字による情報は当然のことながら記録として残しますが、こういったもの以外にも書物は様々な情報を持って […]