2011-03-09 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 洋装本をブックシューに収納する 『The Illustrated London News』のような大型本(500mm×350mm×60mm程度)に共通する損傷は、縦置きにされて書架に納められていた場合に、中身(本文紙)の重量が大きく(コート紙を使用し […]
2011-02-04 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 和装本虫損直し用の補修紙を染める 修理をご依頼いただいた漢籍の表紙紙の虫損直しに使う補修紙を染めました。使用材料(染色材) : 蒅藍(すくもあい)、ハイドロサルファイト、炭酸カリウム、食酢使用材料(補修紙) : 中厚宇陀紙(福虎製)、清河内紙(備中和紙) […]
2011-01-14 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 ガチガチに硬化した背固め(膠) 19世紀半ばに英国で刊行された書籍の背に厚塗りされた背固め(膠)が完全に硬化してしまっています。背固め(膠)が硬化してしまうと、利用(開閉)の度に開閉時の負荷が背全体に均等に分散されることがなくなり、ジョイント部分や背 […]
2010-12-22 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 国内で製本された洋装本の背表紙芯紙から… 19世紀末に出版された角革装の洋書。あまり年月も経過していないので、当然海外で製本されたと思っていたところ、背表紙を取り外してみると背表紙(背革)の芯紙には「天」の文字(写真左)と天地寸法(写真右)が尺寸で書かれていま […]
2010-11-11 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 本(背バンド綴じ)の背に革を貼り込む 革漉き(10月19日の記事)を行った革を背バンド(背から突き出た背綴じ紐のふくらみ)綴じした本の背に貼り込みます。その際、突き出た背綴じ紐(=支持体)に革をきっちりと固着させる方法(本の年代にもよりますが)として、私ど […]