2020-07-27 / 最終更新日時 : 2020-07-27 cfid+ 書籍の修復 背紙=クータ? 書物研究家で南葵音楽文庫にも勤務していた庄司淺水が著した『書籍装釘の歷史と實際』(1929年)を読んでいると、背紙=クータの記述が見られました。 文中の用語解説では、「クータ…表紙の背紙を言ふので、我が國では大抵地券 […]
2020-05-23 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 「ソーセージの皮で?」 ちょっと(だいぶ?)古い文章なのですが、『一橋大学社会科学古典資料センター Study Series, 9』(1985年)に川原和子氏の「欧米貴重書図書館の慣行:保存修復を中心として」が掲載されています。 http:/ […]
2020-04-24 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』より 「…原装をよく保存して伝わっているものと、後世に改装されてしまっているものと、値段が同じというわけはないと考えたことです。いまさら説明を要しませんが、その両者は文化史的意義が全く違います。原装本は、それが製作された時代 […]
2020-02-12 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 書見台を使おう! 書籍を閲覧する場合に書見台を使わないといけないという認識は広まってはいるものの、まだまだ書見台が日常的に使用するモノにはなっていないのかなぁという印象があります。我々にとっても書見台は、修復作業前の調査・写真撮影を行う […]
2019-12-10 / 最終更新日時 : 2020-05-17 cfid+ 書籍の修復 1863年にパリで刊行された書籍のウォーターマークから 最近まで修復作業のためにお預かりしていた書籍のウォーターマークが気になったので少し調べてみました。 「Hallines」 フランス北部オードフランス地方にある都市名(アリーヌと読む?)。1473年頃からこの地域では製紙 […]