2011-05-10 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 書写材料の変遷 3 パーチメント パーチメントとは、書写材料に適すように、動物の皮を加工したものです。とても丈夫で耐久性に優れていて、環境が整えば千年以上持つ素材です。動物の生皮をそのままにしておくと、乾燥して硬くなったり腐敗したりしてしま […]
2011-02-18 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 書写材料の変遷 2 パピルス パピルスは丈の高い、花をつける淡水の水辺に生えるカヤツリグサという草で、茎の形が三角形です。緑色の外皮があり、その内側に細胞と脈管の束でできた髄からパピルスは作られます。 古代ギリシャ人は、食物として利用される […]
2011-02-13 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 【和紙文化研究会】2月例会 和紙文化研究会2月例会(第238回)が下記のとおり行われます。 日時 : 2月19日(土) 13時~17時会場 : 小津和紙本社ビル 6階会議室13:00~ フリートーク13:30~ 基本講義 久米康生氏『和紙つくり […]
2011-02-04 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 和装本虫損直し用の補修紙を染める 修理をご依頼いただいた漢籍の表紙紙の虫損直しに使う補修紙を染めました。使用材料(染色材) : 蒅藍(すくもあい)、ハイドロサルファイト、炭酸カリウム、食酢使用材料(補修紙) : 中厚宇陀紙(福虎製)、清河内紙(備中和紙) […]
2011-01-19 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 特集 書写材料の変遷 1 紙が書物の媒体として使用されるようになる以前、古代より身近にある様々なものを書写材として使用してきました。 ○粘土板 紀元前3000年からメソポタミア地方で使用されました。まだ粘土板が柔らかいうちに楔形文字を刻み込み、 […]