2010-07-26 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ③ (4)小口の処理 裁断道具にはドローナイフかプラウを使用した。小口に現れる痕跡でどちらを使用したのかを判別できるが、装飾のために磨かれた場合には分からない。15世紀にはドローナイフの使用が圧倒的に多いが、1520~40年 […]
2010-07-20 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ② ゴシック製本について 15世紀終り頃になると、本の生産が増えて修道院内の製本職人の仕事が増加し、修道院以外でも市井の製本職人が拡大した市場に加わるようになった。また、活版印刷が発明されると、本の生産が急増(15世紀後半で […]
2010-07-11 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ① 色々な歴史的製本構造を理解するために復元サンプルを制作する。対象とした本は1470年代のイタリア?で制作されたもの。 ・総革装とじつけ製本。革は濃い赤色。・支持体(トーイング革)は綴じ部分にスリットを入たものを4本用い […]
2010-05-25 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) エチオピア(コプト)製本② エチオピア製本について 基本的にはコプトの影響を受けた(伝わった)形をずっと維持。キリスト教がエチオピアに4世紀に到達。コプトやビザンチンとの交流が続く数世紀は維持。しかし、アラブによるエジプト征服で、600~700年の […]
2010-05-12 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) エチオピア(コプト)製本① エチオピア(コプト)製本を制作してみました。(ほぼ2年前ですが。。。)この他、修復したインキュナブラを復元(こちらは1年前!)した際の工程を追った記録写真もありますので、いずれアップしたいと思います。