2021-09-30 / 最終更新日時 : 2021-09-25 cfid+ 書籍の修復 小口マーブル 小口にタイトルを記載してそれが見えるようにして書棚に納めていた時代を経て、背を見せて書棚に納めるようになり、小口には埃と光による劣化を防ぐために装飾(マーブル、金箔、パラ掛け、着色)を施すようになりました。 さて、手 […]
2021-07-26 / 最終更新日時 : 2021-07-24 cfid+ 書籍の修復 「久芳正和氏『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-」をちょっと蒸し返す 元国立国会図書館職員・久芳正和氏の『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-(1987年、Book preservation 3号P18-21)は以前から気になっていたので国立国会図書館(NDL)から複写お取り寄せしまし […]
2021-03-29 / 最終更新日時 : 2021-03-29 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 高宮利行先生(慶大名誉教授)の書物史講座がYouTubeで始まりました 中世英文学、書誌学がご専門の高宮利行先生(慶應義塾大学名誉教授)の公式YouTubeチャンネルで「書物史講座」が始まりました。初回はご所蔵されている右開き!?の本のご紹介から始まり… 今後の展開が楽しみです。
2020-10-20 / 最終更新日時 : 2020-10-20 cfid+ 書籍の修復 糸のS撚りとZ撚り 糸は綿、麻、羊毛等の繊維の方向を揃えて細くし、撚りをかけることによって作られます。「撚り」を行うことによって繊維間の摩擦が増して糸が強くなり、「撚り」の方向によってS撚り(時計回り)とZ撚り(反時計回り)の2種類があり […]
2020-07-27 / 最終更新日時 : 2020-07-27 cfid+ 書籍の修復 背紙=クータ? 書物研究家で南葵音楽文庫にも勤務していた庄司淺水が著した『書籍装釘の歷史と實際』(1929年)を読んでいると、背紙=クータの記述が見られました。 文中の用語解説では、「クータ…表紙の背紙を言ふので、我が國では大抵地券 […]